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「現場監督って激務でしょ?」
「ブラック企業だよね」
「年上ばっかりで怒られるのが」
現場監督と聞くとあまり良いイメージが無い方が多いのではないでしょうか。
でもそんなことはありません!現場監督はやりがいのあるとても有意義な仕事です!
この記事では、現場監督の魅力のご紹介と、その見つけ方のヒントになるような記事となっております。
このような方向けの記事です!
「現場監督に興味がある」
「現場監督をやっているけど、楽しくない」
「これから現場監督に転職する、考えている」
1、モノづくりは楽しい!
そもその建設業に就職した方はモノづくりが好きな方が多いのではないでしょうか。
「でも実際に働いてみてきつい・・・」と思う方が多いかもしれません。
ただ、モノづくりを楽しむ心を忘れなければ仕事が一転して楽しくなるはずです!
2、これが現場監督のやりがい!
2-1 いろいろな専門職の知識がつく
工事現場には建物を作るために様々な業種の職人さん達に依頼して工事を行います。
(鉄筋工、型枠工、電気設備工、内装工、大工etc…)
その職人さん達に指示を出し、工事の指揮を執るのが現場監督の役目です。そのため、現場監督は建物に関わる知識を必要とします。(中には人付き合いで何とかしていく人も・・・)
「そんなに沢山のことを覚えるのって大変なのでは?」と思いますか?
もちろん、楽ではありません。
しかし、すべてのことに意味があり、それを知っていくとモノづくりの楽しさに目覚めていきます。
例えば、プラスターボード(石膏ボード)の角が90度ではないことをご存じでしょうか。これはクロスを綺麗に張るためにあえて面取りしてあるのです。プラスターボードは910mm幅の面材で、これを何枚もつきつけて張っていきます。その際に角が90度だとどうでしょうか。厚みは12.5mm、9.5mmなど決まった厚みとなっていますが、プラスターボードの材質は石膏です。ぶつけたり、少し加工するだけでも石膏は欠けたりするため、そのまま張ると隣のプラスターボードとの継ぎ目に不陸(段差)ができてしまいます。それを解消するためにあえて端の厚みを斜めにし、そこへパテを塗って平らにすることで、プラスターボードの継ぎ目が平らになるのです。
「こういうものだから」と考えるのではなく、「なんでこうなっているのか」と疑問や興味を持ち、その背景も含めて調べていくことで、知識となっていきます。又、理由を知っておくことで応用にもつながります。
資格の勉強をするのも一つの手です。純粋に面白いですし、現場監督としてより一層成長しますよ!
2-2 建物が完成する感動!建物にはドラマがある!
この世間には様々な産業が存在する中で、建設業は1つの建物を作るために数か月から何年もの歳月を費やします。その工事期間の間に様々なことが起きます。問題が起きて対応が大変だったり、怒られたり、間違えて指示をした結果壊して作り直したり。たくさん悩んで、苦しんでやっと一つの建物ができます。その建物が完成する瞬間というのは苦労をした本人にしか味わえない感動を味わうことができます。
私は新卒2年目でいきなり6階建RCマンションの現場所長を任されました。現場管理などほとんど分からない状態で、一つ一つ調べて、たくさんのミスもして職人さん達にも怒られながら建物を無事完成させました。引き渡しの日にお施主様から「ありがとう。とても頑張っている姿をずっと見てたよ。1年間お疲れ様でした。」と言っていただき、泣いてしまったのを今でも覚えています(笑)
苦労して完成させた思い出以外にも、納まりにこだわった部分であればほんの小さな部分でも人に話したくなるほどに愛着が湧きます。
2-3 地図に載る仕事!
当然ですが、完成した建物というのは基本的に10年20年とその場所に残り続けます。友達や親、そして自分の子供に「これは自分が建てた建物だよ!」と自慢することができます。
自己満足?それでいいじゃないですか!苦労して完成させた建物は勝手に話したくなりますし、きっと話すたびに当時の思い出が蘇って心が熱くなりますよ!
2-4 現場監督は現場の指揮者!かっこよくない?
建設業では現在高齢化が進んでいます。正直職人は年上の人ばかりで若い現場監督は舐められたりもします。はじめは「やりずらいなぁ」と感じることもあるでしょう。でもそんな人たちと対等に渡り合いながら指示を出している人って、客観的に見てもすごく仕事ができるように見えませんか?
もちろん努力は必要です。知識も必要ですので勉強はしなくてはいけませんし、工事の計画もミスが起こらないように入念に練る必要があります。その努力を怠らなければ、職人さんに認められてとても仕事がやりやすくなります。
「この監督さんの現場は仕事がしやすいなぁ」「監督さんよく頑張っているなぁ」「次の現場もこの監督さんがいいな」なんて言ってもらえたらうれしい限りです。
又、同じ職人さんたちが入った現場でも、現場監督が違えば完成度が全然違います。すべては監督の腕次第なのです。これは腕が鳴りますよね!
まとめ
以上、現場監督の魅力を書いてきましたがいかがでしょうか。
この記事で紹介したものは私の感じる大きな魅力のひとつです。人それぞれ感じることは違いますし、もっと別のやりがいを感じている人もいるでしょう。
この記事をきっかけにそれぞれのやりがいを見つけていただければ幸いです。